ファゼンダ・プラディオ メンシア ティント 2017
スペイン ガリシア ヴィノ・デ・メサ
赤・ミディアムボディ
葡萄:メンシア
容量:750ml
この商品は数量限定セール対象品です!!
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除梗後7日間醸し、古樽で10 ヶ月発酵・熟成しました。
17年は前年より暖かくとても良いミレジムになりました。
ピンクがかったパープルの外観からミルクチョコやイチゴの甘い香り、滑らかな口あたりに細やかなタンニンが溶け込み、程良い酸と心地よいアフターをお楽しみいただける逸品です。
輸入元資料引用
【生産者情報】
ファゼンダ・プラディオ
スペイン・ガリシア州にあるDOリベイラ・サクラ、“聖なる渓谷”というこの地がDOとして新たに認められたのは1996年。
ほとんどポルトガルと言えるほど、気候も品種もポルトガルに似ております。
ミニョ川とシル川が合流する付近に位置しており、風通しの良い切り立った急斜面にブドウ畑が広がり、ブドウを栽培するには大変な地域です。冬は湿度が高く温暖、土壌は粘板岩を含み表面は大きな石で覆われている事が多いです。年間降雨量は約900mm、日本と比べると半分ほどではありますが、リオハ等の乾燥地帯に比べると倍の量ですのでスペイン国内では湿度を感じられる数少ないエリアです。
ワイン生産社は100社程ありますが、いずれも個人農家などの小規模なもの。生産されるワインの7割が地元で消費されております。
ガリシア地方第三の町オウレンセから山奥へ小道を北北東へ進むとPacio(パシオ)という小さな村があります。
お爺様の代には無農薬でブドウを栽培しておりましたが、長らく耕作放棄地と化していた畑を蘇らせたのが、1978年2月23日生まれの当主シャヴィエル・セオアネ氏。元々スペインサッカー2部リーグに所属していたサッカー選手。
2002年から本格的なワイン造りを引き継ぎ、カーヴも改築しました。畑はミーニョ川の右岸を中心に全部で5ha、標高は350m、砂質化した花崗岩の土壌。
2011年に全てビオに切り替え、そしてDOに縛られたワイン造りをしたくないとの理由から2012年からはDOも取得しておりません。
「スペインやガリシアでは大きな問題が起きている。」とシャビエルはいいます。
「過去を切り捨てて、新しいものばかりに目を奪われている。昔ながらの醸造、畑仕事、品種が今はどこにも見当たらない。」
実際にリベイラ・サクラで造られています黒ブドウの95%はメンシアです。ガリシアでは元来70品種ものブドウが育てられてきた歴史がありますが、そのほとんどが忘れ去られているそうです。
彼はそれらの品種の復活と、昔ながらに造られてきた複数品種をアッサンブラージュした、“ホームメイドワイン”を造ることを夢に掲げております。
その道程にある今は、各品種ごとの特徴を知るためにモノセパージュでワインを造っています。
このあたりのエリアでは昔は各家庭が小さい畑をもっており、10 ~ 12品種のブドウが育てられていたそうです。
そしてそれらのブドウを全て混醸し、各家庭のオリジナルのワインを造っていたそうで、彼はこういったワインの事を“ホームメイドワイン”と呼んでおりました。
彼が語ってくれた畑仕事をする上での3つの柱
①昔から伝わるガリシアの品種の復活
②量よりも品質の追及
③認証はありませんが、除草剤や化学肥料を使わず、自然に敬意をはらった農業
この辺りの地元で7割消費されるのであまり世の中に出回っておりませんが、プラディオのワインは地元でも1・2位を争う質の高さ。フィンランド・スウェーデン・デンマーク等々北ヨーロッパで大人気です。
ここは年間雨量900mmでトリートメントは最低でも5回は行います。
今、ビオディナミ農法に興味があり、徐々に移行しております。
醸造所を囲むように畑が広がり、理想的な素晴らしいロケーションです。
輸入元資料引用